日本通信百科事典
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マリー・テレーゼ独語:Maríe Therese)とは、ドイツの貴族であるハプスブルク=ロートリンゲン朝およびヴィッテルスバハ家の一門の女性名で、約9名ほど存在する。「マーリア・テレージア」(Maria Theresia)とも呼ばれる。

  1. マリー・テレーゼ・ヴァルブルガ・アマリア・クリスツィーネハプスブルク朝カール6世の長女で、ロートリンゲン家(ロレーヌ家)のフランツ・シュテファン1世と結婚して、ハプスブルク=ロートリンゲン朝の祖となり、神聖ローマ帝国の女帝となった。
  2. マリー・テレーゼ・シャーロッテ・ヨーゼファ : 神聖ローマ皇帝のレオポルト2世の長女で、女帝のマリー・テレーゼの孫娘。ヴェッツィン家のザクセン王のアントンに嫁いだ。
  3. マリー・テレーゼ・ヨハンナ・ヨーゼフィーネ : ハプスブルク=ロートリンゲン朝の一門であるオーストリア=エステ家のフェルディナント1の娘で、女帝のマリー・テレーゼの孫娘。イタリアのサヴォイア=ブレス家のサルデーニャ王のヴィットーリオ・エマヌエーレ1世に嫁いだ。
  4. マリー・テレーゼ・エリザーベト :ハプスブルク=ロートリンゲン朝の一門であるテシェン家のカール1世(マリー・テレーゼの孫)の長女。シチリア・ブルボン朝のシチリア王のフェルディナンド2世に嫁いだ。
  5. マリー・テレーゼ・アンネ : ハプスブルク=ロートリンゲン朝の一門であるテシェン家のアルプレヒト1世(マリー・テレーゼの曾孫)の長女。ヴュルテンベルク家の分家であるアルツハウゼン家のフィーリプに嫁いだ。
  6. マリー・テレーゼ・ヘンリエッタ・ドロテーア : ハプスブルク=ロートリンゲン朝の一門であるオーストリア=エステ家のフェルディナント・カール(マリー・テレーゼの曾孫)の長女。ヴィッテルスバハ家のバイエルン王のルートヴィヒ3世に嫁いだ。
  7. マリー・テレーゼ・アントイネッテ・インマクラータ・ヨーゼファ・フェルディナンダ・レオポルデーネ・フランツィスカ・カロリーネ・イザベラ・ヤヌアリア・アロイジア・クリスツィーネ・アンネ : ハプスブルク=ロートリンゲン朝の一門であるトスカーナ家のカール・ザルヴァトール(マリー・テレーゼの玄孫)の長女。同族のテシェン家のカール・シュテファンに嫁いだ。
  8. マリー・テレーゼ (ネアペル=ジツィーリエン)フランスブルボン朝の分家であるシチリア・ブルボン朝のシチリア王のフェルディナンド1世の娘で、女帝のマリー・テレーゼの外孫娘である。母方の従兄でもある神聖ローマ皇帝のフランツ2世に嫁いだ。
  9. マリー・テレーゼ・ゾフィー・ピア・アンネ・メルヒオーラ : ヴィッテルスバハ家の分家であるプファルツ家の一門であるレーヴェンシュタイン=ヴェルトハイム=ローゼンベルク侯のカール・ハインリヒの第4女。ポルトガル王国の皇太子のミゲル2世(アヴィス家の分家のブラガンサ家)に嫁いだ。

関連項目[]

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