日本通信百科事典

大井田景能

大井田景能の肖像

大井田 景能(おおいだ かげむね/かげたか、? - 1565年前後)は、戦国時代の武将。初名は義景、通称は平左衛門

源姓里見氏上野源氏)流上野大島氏一門の大井田氏越後源氏)の当主の大井田氏景の子、長尾景国[1]室の兄弟。

概要[]

隠居した父の後を継いで、1564年に越後国上杉長尾家の当主の上杉謙信景虎[2])の関東出兵にも参陣して、武蔵国の『騎西城の戦い』で戦功を挙げた。

同時に義理の甥(姉妹の夫の甥)の上杉景勝長尾顕景)を養育したが、翌1565年前後に父よりも先立って早世した。

嗣子がなかったために、大井田氏の家督は叔父の義房が継いだ。

脚注[]

  1. 大井田景国/自能入道、長尾房長の子、政景能景・上杉景勝の父)の弟、通天存達(僧侶)の兄、基政(景頼/時宗)・島倉俊継(泰明(孫左衛門)の弟、盛継・頼継の父)室の父、基仲(能宣)(基政の子)の祖父)室の父。
  2. 読みは「かげまさ」。
先代:
大井田氏景
大井田氏第12代目当主
? - 1565年?
次代:
大井田義房