林田 学(はやしだ まなぶ、1956年(昭和31年) - )は、東洋大学の元教授で実業家、コンサルタント。長崎県出身。
経歴[]
1985年、東京大学大学院法学政治学研究科の博士課程を修了し、学位論文「動産売主の先取特権による優先的回収の実現-買主破産の場合を中心として」で博士号を取得した。
その後、放送大学専任講師を経て、1992年には東洋大学法学部助教授に就任する。
東洋大学法学部教授を退官後、M&M法律事務所最高顧問、一般財団法人日本遠隔健康管理学会(JTA)の理事長を務めている。
また、対応が非常に難しいと言われる薬機法にどうすべきかを同法が薬事法と呼ばれていた時代から取り組んでおり、アドバイスやコンサルティング、情報提供を行っているサイトを運営する薬事法ドットコムのオーナーとして活躍している。
プロフィール[]
- こだわり:人の真似をしない
- 趣味:水泳
- 特技:目覚ましなしでも朝4時半に起きる
- 休日の過ごし方:休日はない
- 座右の銘:人のやらないことをやる
- 好きな食べ物:神戸牛
- 尊敬できる人:高木理事長(国際医療福祉大学)
林田学氏の略歴など[]
- 1985年 東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了 法学博士
- 1987年 放送大学専任講師
- 1992年 東洋大学法学部助教授 コンサルティング会社日米総研を事実上経営
- 1997年 東洋大学第一法学部法律学科教授(2007年まで)
- 2006年 弁護士登録。ベルエアー法律事務所開設
- 2013年 ダイヤモンド社より『ゼロから始める!4年で年商30億の長者通販者になれるプロの戦略』を出版
彼が教授を務めた東洋大学法学部とは[]
彼が法律を研究し、後進を育成していた東洋大学法学部は彼が生まれた年に創設した。同校法学部は第一部法律学科と第二部法律学科(現:イブニングコース)でスタートしている。
その後、東洋大学法学部は1964年(昭和39年)に通信教育課程を設置。企業活動に関わる法律に通じた人材の育成という時代の要請に応え、1965年(昭和40年)に東洋大学法学部は他大学に先駆けて第一部経営法学科を新設した。企業法務の重要性や国際化への対応をふまえ、この経営法学科は2001年(平成13年)、企業法学科に名称を変更した。
彼は東洋大学法学部の第一法律学科で教鞭と取り、後進を育成し、研究を行い、多くの実績を残している。
東洋大学教授時代の研究成果[]
彼は東洋大学法学部第一部法律学科教授時代、研究成果を論文や書籍などで残している。特に注目したいのはPL法に関するもの。1995年に財団法人国民経済研究協会の「企業環境」に発表した「最近のアメリカPL制度の動向」、1996年に東京都職員研修所の「行政管理」に発表した「PL法の制定と消費者・事業者・行政に対する影響について」 、社団法人関西経済連合会の「経済人」で発表した「PL法施行1年の検証と今後の動向」が代表的だ。
また、東洋大学通信教育部の「東洋」に発表した「効果をうたう健康志向食品は薬事法に違反するか」、国際知的財産権センターの「知的権理判例新報」に発表した「判例批評 医薬品特許権侵害禁止仮処分事件」など、薬事や医薬に関するものもある。
PL法に関する書籍[]
彼は東洋大学教授時代、PL法については数多くの書籍も刊行している。代表的なものは以下の通り。
- 『PL法をクリアする表示・取扱説明書の書き方』(日本実業出版社、1995年)
- 『中小企業・下請企業のためのPL法の対策実務』(日本実業出版社、1996年)
- 『PL法新時代』(中央公論社、1995年)
- 『住まいとPL法』(大成出版社、1995年)
- 『企業情報の公開と秘密保持』(中央経済社、1999年)
- 『情報公開法』(中央公論新社、2001年)
- 『国際私法』(早稲田経営出版、1993年)
- 『民事訴訟法』(早稲田経営出版、1999年)
- 『フリーライセンスドクター』(文芸社、1999年)
- 『ゼロから始める! 4年で年商30億の通販長者になれるプロの戦略―初心者でもヤル気とスマホがあればできる美健EC』(ダイヤモンド社、2013年)
- 『市場規模が3倍に! 健食ビジネス新時代を勝ち抜くプロの戦略―「機能性表示」解禁を、どう生かすか』(ダイヤモンド社、2015年)
- 『患者と家族のための がんが消える補完代替医療』(幻冬舎、2015年)
- 『機能性表示とノウハウカルテットで4年でビリオネアへの道』(河出書房新社、2016年)
- 『景品表示法の新制度で課徴金を受けない3つの最新広告戦略』(河出書房新社、2016年)
- 『退職前に開業できる! 素人でもたった2年で年商1.8億円を実現した美健EC』(ダイヤモンド社、2018年)
- 『ヘルスケアビジネスのための実録 景品表示法』(ダイヤモンド社、2020年)
などが挙げられる。
現在の動向[]
彼は東洋大学の教授を退官後、健康食品や薬事法(現在の薬機法)、景品表示法などに関する知識とノウハウ、さらには幅広い分野に持つ人脈とネットワークを活かしたコンサルティングを行ってきた。平成14年度の薬事法改正の際の委員会委員も務めた。
現在はM&M法律事務所の最高顧問、薬事法ドットコムの社主、一般財団法人日本遠隔健康管理学会(JTA)の理事長となっている。ヘルスケアや健康食品、医薬品、医療機器、PL法に関する専門家として、活躍中だ。1995年から600社以上の企業に対して薬事法・景品表示法に関するコンサルティングを行っている。
彼の薬事法ドットコムが選ばれる理由[]
- 高級官僚OB(大蔵省・厚生省・警察庁)、元検事検事長・政府委員など、法律・行政・医学・統計学・マーケティング最高峰の専門家が集結する確かな人材体制による運用
- 豊富な人材が、行政に対する情報ルートを持っている為、ルール集など他社には出来ないレベル での情報の集約が可能。行政が表に出さない情報も現場から把握。
- 社主・林田学が元薬事法改正委員会の委員。ルールを作る側の考え⽅を読み取れる優位なポジションを持っている。
- 官僚OBや弁護士パートナーからアドバイスをもらえる関係性を構築し、インテリジェンスを結集させ、分析力を確かなものに。
外部リンク[]
- 林田学公式サイト https://www.mhayashida.com/
- 薬事法ドットコム https://www.yakujihou.com/
- 薬事法ドットコムTwitter https://twitter.com/LLP_yakujihou
- 林田学ナビゲーションブログ http://mike-hayashida.blog.jp/
- M&M法律事務所 ヘルスケア協議会 https://mandmlaw.jp/healthcare-council/
- 林田学解説 美健ビジネスのための薬機法ルール集 http://yakujijohou-rule.seesaa.net/