陳寿(ちんじゅ)とは、中国の人物。約4名ほど存在する。「陳壽」とも呼ばれる。
- 陳寿 (漢) : 蜀漢(蜀)の官吏。『三国志』の著者。
- 陳寿 (洪熙期) : 明の官吏。徳安府(随州)随県(現在の湖北省随州市)の人。世祖永楽帝の時代に漢王の朱高煦(永楽帝の次子)に睨まれて、逮捕投獄されて獄死した。仁宗洪熙帝(永楽帝の長子)が即位すると、工部尚書に昇進され、敏粛と諡された。同時に彼の嫡子は中書舍人に就いた。
- 陳寿 (成化期) : 字は本仁。明の官吏。原籍は江州府新淦県(現在の江西省吉安市新干県)で、遼州府寧遠衛(現在の遼寧省遼寧省葫芦島市興城県)の人。陳誌の孫、陳戍の弟。憲宗成化帝に仕えて、官職は南京刑部尚書に至った。
- 陳寿祺 : 別称は「陳寿」。清の官吏。福州閩県(現在の福建省福州市閩侯県)の人。陳喬樅の父。文宗咸豊帝に仕えた。