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ふたば☆ちゃんねる』は、同人サークル夢見奏2007年12月29日に発売したアダルトゲーム、およびそのシリーズである。ここでは、以下のシリーズ作品を説明する。

  • 『ふたば☆ちゃんねる』 - 2007年12月29日発売
  • 『ふたば☆ちゃんねる2』 - 2009年12月23日発売
  • 『ふたば☆ちゃんねる2.5』 - 2010年4月27日発売、ファンディスク
  • 『ふたば☆ちゃんねる3』 - 2011年8月6日発売
  • 『ふたば☆ちゃんねる3.5』 - 2011年12月23日発売、ファンディスク
  • 『ふたば☆ちゃんねる4』 - 2013年12月22日発売

概要[]

本シリーズは、TSF(異性への性転換)系列のゲームとして知られる。同人サークルが作成したTSF系列のゲームは珍しく、あさろりに続き2作目となる。

シリーズ第1作は、発売と同時期に同名の掲示板「ふたば☆ちゃんねる」にバナー広告を出していたことでも知られる[出典 1]。但し、ゲームタイトルの由来など、その他の同掲示板への関与は同サークルから示されていない。

本作の高評価[備考 1][備考 2]を受け、本作はシリーズ作品化されている。第1作は主人公と主人公の友人を舞台の中心としていたが、2009年12月23日に発売された第2作『ふたば☆ちゃんねる2』は、主人公の義妹である碧の通う学校が舞台の中心となっている。第2作の翌年、2010年4月27日にファンディスク&ファンブックと題して『ふたば☆ちゃんねる2.5』が発売された。その後、2011年8月6日には第3作『ふたば☆ちゃんねる3』が発売された。第3作は、隣に住む幼馴染を舞台の中心としている。

第3作では、後日談の中で3作目という節目を考慮した展開が示されているが、ふたばシリーズが終わりというわけではないと、作者は語っている[出典 2]。実際、3作目が出た後の2年後の2013年12月に、新展開となる4作目が登場した。

| タイトル = ふたば☆ちゃんねる | 対応機種 = Windows 2000/XP/2003/Vista | 発売元 = 夢見奏 | 発売日 = 2007年12月29日 | 価格 = [DL版]1,680円(税込み) | ジャンル = ADV | レイティング = 18禁 | キャラクター名設定 = 不可(固定名:結城双葉) | エンディング数 = 1(備考参照) | セーブファイル数 = 100 | ゲームエンジン = YU-RIS[出典 3] | 画面サイズ = 800x600 | BGMフォーマット = 不明 | キャラクターボイス = あり(女性のみ、女性化した主人公を含む) | CGモード = あり | 音楽モード = なし | 回想モード = あり | メッセージスキップ = あり | オートモード = あり | 備考 = 選択肢分岐なし

ふたば☆ちゃんねる[]

あらすじ[]

主人公の結城双葉は、悪いことが起こる度に男に生まれたことが原因だと考え、女の子になりたいと日頃から願っていた。道端で怪しげなものを売っている謎のおねえさんの勧めで、心の奥底に秘めた願いを叶えるという、薄黄色の「開運石鹸」を3万円で買うが、次の日の朝起きたら、ロリっ娘の女の子になっていた。都合、男の友人2人には正体を明かすこととなるが、その友人が幼女好きであることから、様々なトラブルに巻き込まれていく。

登場キャラクター[]

結城双葉 / 結城ふたば
水島理音[備考 3](女性パートのみ)
このゲームの主人公。11月8日生まれの大学生。いわゆるオタクで、部屋もそれらしいもので埋め尽くされている(但し、本作の本編が始まってからは片付けてある)。見た目はさほど悪くないが、その性格故、女っ気のない生活を過ごしていた。ストライクゾーンはかなり広く、ロリっ娘も年上も許容範囲内である。
謎のおねえさんから買った開運石鹸の影響で、身長128cmの小柄な幼女と化してしまう。様々なトラブルに巻き込まれつつも、レモン味のものを飲食することで幼女化、ミント味のものを飲食することで元の体に戻ることが判明し、これらの味に気をつけながらの生活を送ることとなった。
友人の三坂と後藤には正体をバラしているが、他の人には、幼女化したふたばは主人公の妹で、田舎から訪れたお兄ちゃん大好きっ娘という設定で通している。なお、幼女化した姿のふたばは猫舌である。
三坂秋生
主人公の友人。大柄な体格。重度のロリコン。ふたば以外の幼女の姿を堪能するために、公園やプールなどに幼女化したふたばを連れていくなど、自身の欲望を満たすことに関わる話なら途端に頭の回転が早くなる。
後藤良太
主人公の友人。痩せ型。二次コンで、三次元の女の子からは逃げ出してしまう性格だが、中身が双葉だと判っているふたばには緊張せずに話ができ、むしろ積極的とも言える。おどおどとした性格ではあるが、計算高く、かなりの突発的トラブルには事前に対策を打っておくタイプ。
有坂京子
声:aonoi
双葉の住んでいるアパートの大家の娘。年齢は明かにされていないが、主人公より2歳か3歳ほど上であろうと、主人公は推測している。納得するまで疑問はとことん追求するタイプだが、子どもがジッと見つめる視線には滅法弱い。主人公の妹と設定されているふたばでの接触をきっかけに、主人公とも親しい関係になりつつある。
謎のおねえさん
声:度会ななせ
道端で怪しげな物を売っている、謎のおねえさん。第1作の作中では名前は明示されていないが、第3作の後日談でミクモという名前であることが示されている。小柄な体に似合わないほどの巨乳で、メイド服を着ているのが特徴。異常なほどのテンションの高さと、ちょっとネジの壊れたような言い回しが、その容姿の良さを打ち消している。ある程度であれば、見た人物の生活や過去を見通せる力を持っており、そういった不思議な力に関わる裏世界の住人である。
田中健太
声:aonoi
近所の男の子。公園のトイレで三坂といけないことをしている場面をたまたま見ていたことから、エッチなトラブルに巻き込まれていく。
あすか
声:度会ななせ
妹メイド喫茶「ウィステリア」の店員。

開運石鹸の秘密(第1作)[]

本作の物語は、謎のおねえさんが高額で主人公に売り付けた開運石鹸を、主人公が使うことから始まる。開運石鹸は、その人が望む願いを叶えるというものである。そして、日頃から女の子になりたいと考えていた主人公が開運石鹸を使うことにより、主人公は幼女化してしまうこととなった。また、ミント味のものを飲食することで元の体に、レモン味のものを飲食することで再度幼女化してしまうことが発覚する。なお、衣類は変化しないため、幼女化する際は単にダブダブの服になるだけであるが、元の体に戻る際には大半の衣類を脱いでおかないと危険である。

開運石鹸は、実は幼くしてこの世を去ることとなった霊が収められたカプセルであった。そのため、たった1度使用して1晩経つだけで開運石鹸は消えてなくなってしまう。使用者が開運石鹸を使用することで霊が使用者に乗り移り、霊がこの世に残した未練を晴らして成仏する手助けをすることを代償に、その霊から願いを叶えるというご利益を得るというのが開運石鹸の真の姿であった。ちなみに双葉は、劇中の霊との会話から察するに、無意識にご利益を霊との対話のために使ったようである。幼女化した姿は、実はこの霊の生前の姿でもある。裏世界に通ずる謎のおねえさんは、このような開運石鹸を入手するルートを持っており、複数の開運石鹸を路上で販売している。しかし、本作の開運石鹸はなかなか売れず、開運石鹸に収められた霊が主人公を気に入り、(通常価格の200万円から比べると)安価で主人公に売り付けた、というのが開運石鹸にまつわる真相である。なお、この霊の名前は作中では明かされていない。

スタッフ[]

  • 企画・プロデュース : 熊たん
  • シナリオ : 千歳
  • 原画 : 央音、める変
  • オープニングテーマソング『オトメゴコロ(♂)』
    • 歌 : カオリ (G・Tワークス)
    • 作曲・編曲 : Egt

| タイトル = ふたば☆ちゃんねる2 | 対応機種 = Windows 98/Me/2000/XP/Vista | 発売元 = 夢見奏 | 発売日 = 2009年12月23日 | 価格 = [DL版]1,890円(税込み) | ジャンル = ADV | レイティング = 18禁 | キャラクター名設定 = 不可(固定名:椎名優希) | エンディング数 = 2 | セーブファイル数 = 100 | ゲームエンジン = YU-RIS[出典 3] | 画面サイズ =1024x768 | BGMフォーマット = | キャラクターボイス = あり | CGモード = あり | 音楽モード = なし | 回想モード = あり | メッセージスキップ = あり | オートモード = あり | 備考 =

ふたば☆ちゃんねる2[]

あらすじ[]

主人公の椎名優希は下宿生活を送っている大学生であった。下宿先の近所に住む親戚のおばさんから食材を貰い、その代わりに家事手伝いや、おばさんの娘、つまり主人公の従妹である碧の勉強を教えてあげるといった生活を過ごしていた。

ある日、入浴中に石鹸を使いきってしまう。一緒にお風呂に入っていた碧は自宅から石鹸を持ってきてあげるといって、翌日石鹸を持ってくるが、その石鹸には開運石鹸という名前が記されていた。開運石鹸を使って一人でお風呂に入ると、その後、主人公の体は幼女化してしまう。幼女化した直前に会っていた碧が何か知っているかもしれないと事情を聞くつもりがなかなか言い出せなく、結局、碧の通う学校に転校してきた、しかしなかなか転入の手続きが受理されていない少女ゆうきと誤解されてしまう。そして、主人公と碧の祖父にあたる、元政治家の武蔵じいさんの根回しで幼女化したゆうきは、碧の遠い親戚で、碧と同じ家に住んでいる帰国子女という扱いで、碧と同じ学校に転入することとなる。

こうして、幼女化したゆうきの学校生活が始まることとなった。

登場キャラクター[]

椎名優希(しいなゆうき) / 椎名ゆうき(しいな -)
:ポン太(女性パートのみ)
本作の主人公。教職を目指す大学生。ロリ属性はないと思っていたが、最近、碧と一緒にお風呂に入っている時に碧のことをかなり意識している。
碧が自宅から持ってきた開運石鹸を使うことで幼女化してしまい、成り行きから碧と同じ学校、クラスに通うこととなった。服と靴は、いつかお泊まりするつもりで碧が主人公宅に置いていったものを着用している。
今村碧(いまむらあおい)
声:天川みるく
主人公の従妹。ショートで、赤いハートと青い顔マークの髪留めが特徴。元気が取り柄で体育が得意。中でもドッジボールはクラスの男子と張り合うほど。また、いじめっ子の中堂とは犬猿の仲で、ちょくちょく口喧嘩をしている。
岸間とも(きしま -)
声:南みな
碧のクラスメイト。ロングで、サイドで留めた赤いリボンが特徴。大人しいタイプで碧とは正反対の性格だが、主人公が現れるまではいつも碧と一緒にいるほどの仲であった。主人公が現れてからは、主人公も含めて仲良し3人組と呼ばれるようになる。
園井香織(そのいかおり)
声:度会ななせ
学校の保健医。女子の間では、女の子好きと噂されている。
市島誠二(いちじませいじ)
主人公の同じ学部の先輩。既に大学は卒業しており、3ヶ月前から学校の教師として生活している。生徒からはイチプーというあだ名で呼ばれている。
幼女好きで、担当クラスの1人の女の子を気にしていると主人公に漏らしていた。幼女化した主人公が学校に通うことで、市島が碧の担任であること、気にしている女の子が碧であることを主人公が知り、それ以降、市島の企みは主人公に妨害されることになる。
中堂剣(なかどうけん)
声:松田スバル
碧の同級生。最近碧と同じ学校に転校してきた。好きになった女子に意地悪することが多く、主人公が転校してきてからは、意地悪の対象は主人公になった。
武蔵じいさん
優希と碧の祖父。昔は政治に携わっていたこともあるが、今は引退している。しかし、素性の分からないゆうきを碧と同じ学校に転入させるなど、その人脈力は健在である。
なお、主人公が使ってしまった開運石鹸は元々、ふたばが武蔵じいさんに渡したものであった。
ふたば
声:水島理音
前作『ふたば☆ちゃんねる』の、幼女化した主人公。別の町から遊びにきていると作中で語っている。

スタッフ[]

  • シナリオ : さんきち
  • 原画 : にの子
  • プロデューサー:熊たん
  • ディレクター:葛城
  • スクリプター:八桜みずき
  • オープニングテーマソング『レモネード』
    • 歌 : 芽々
    • 作詞・作曲・編曲 : seiji

| タイトル = ふたば☆ちゃんねる3 | 対応機種 = Windows 2000/XP/Vista/7 | 発売元 = 夢見奏 | 発売日 = 2011年8月6日 | 価格 = [DL版]1,995円(税込み) | ジャンル = ADV | レイティング = 18禁 | キャラクター名設定 = 不可(固定名:喜代樹) | エンディング数 = 2 | セーブファイル数 = 100 | ゲームエンジン = YU-RIS[出典 3] | 画面サイズ =1024x768 | BGMフォーマット = | キャラクターボイス = あり | CGモード = あり | 音楽モード = なし | 回想モード = あり | メッセージスキップ = あり | オートモード = あり | 備考 =

ふたば☆ちゃんねる3[]

あらすじ[]

主人公の喜代樹は、今年の夏休みも、父の経営する喫茶店「かしろや」でバイトの皆葉裕樹と店の手伝いを行う予定である。実際には父は、喫茶店を皆葉と主人公に任せきりとしており、母親を幼少の頃に亡くしているため、店の2階で一人暮らしも同然の生活を過ごしていた。

夏休みの初日、隣に住む幼馴染、アイドル駆け出しの白砂美衣が遊びにやってくる。彼女がいうにはモテモテになる石鹸を入手したので使ってほしいというものだった。しかし、その石鹸を使うと、主人公は女の子に変身してしまうのだった。美衣はそのことを事前に知っており、引っ込み思案で学校でも友達のいない美衣が、同年代の遊び友達と一緒に遊びたいという願望から主人公を女の子に変身させたのだった。元に戻る方法も知っているから今日1日一緒に遊んでほしいと美衣にせがまれ、主人公は断りきれず、一緒に遊び回ることになる。

2人の楽しい時間は過ぎ去り、主人公は元に戻る方法「ミント味のものを口に入れる」を試みるが、元に戻ることができないことを知って慌てる。そこに石鹸を持ち込んだ張本人であるふたば(第1作の、女の子状態の主人公)が現れ、石鹸を使ったのが主人公1人ではなく、美衣も一緒に使った(背中の流し合いをした)ことから、キスやエッチをすれば元に戻れそうだと助言。そのような経緯から女の子状態の主人公と美衣はキス、そしてキスだけでは戻れないことが判明し、エッチをすることとなる。エッチをして主人公は元に戻り、その場はそれで収まった。

翌日、主人公が勉強をしていると、皆葉が差し入れに「レモンスカッシュ」と「レモンチーズケーキ」を持ってくる。勉強の息抜きに「レモン味のものを口に入れる」ことで、主人公はまた、女の子の姿に戻ってしまうのだった。

登場キャラクター[]

嘉代樹(かしろいつき) / 嘉代いつき(かしろ -)
:佐藤ねこ丸(女性パートのみ)
母親は幼い頃に他界しており、父一人子一人。但しその父親も、経営している喫茶店をバイトの皆葉と主人公に任せきりで旅に出ているため、実質喫茶店の2階で一人暮らしで学生生活をしている。今年の夏休みも、喫茶店の手伝いで普通に過ごす予定であったが、夏休み前日の騒動でその予定は大きく狂うこととなった。
美衣とは、かなり前に美衣が隣の家に引っ越して来てからの幼馴染であり、兄貴分として接していたが、騒動をきっかけにその心境が変化していくことになる。
前記の通り、開運石鹸の力で女の子に変身する体質となっており、事情を知らない人には「夏休み期間中、近所のおばあちゃんの家に遊びに来ている」ということにしている。
白砂美衣(しろすなみい)
声:このえゆずこ
主人公の隣の家に住む女の子。地元中心、駆け出しのアイドルであり、普段は引っ込み思案であるが、芝居の場では大人顔負けの演技を見せる。但し、芝居以外の、アイドル全般の仕事にはあまり向いていないと思っている。アイドルとしては既に地元ではファンクラブが作られているという程度には知られた存在。
年齢は明示されていないが、第2作に登場する女の子状態の主人公ゆうき、その親友(というか恋人)の碧と同じクラスであることが作中で示されている。
白砂まりあ(しろすな -)
声:山口瑞
美衣の母親。美衣をアイドルにするのは、彼女の夢である。出演者の一方がキャンセルになったために美衣の出演する企画自体が中止になりそうな時、幼女化したいつきを無理やり出演者に仕立てるなど、美衣とは対称的にかなり強引な性格である。
皆葉裕樹(みなばゆうき)
主人公の住む喫茶店「かしろや」のバイト。主人公曰く、「小さい女の子に目がない」「イケメンぶりがかえって残念な変態」というロリコン。主人公が女の子に変身する体質となったことを第3作の作品初期に知ることとなるが、突然そんなことになって大変だろうと、女児服をダンボール20箱(その内、8割5分をパンツが占める)を持ってくるようなほど。料理の腕はよいと評判である。
作中では、開運石鹸に関することを知っているかのような素振りが示されているが、その理由は作品の(特定シナリオの)終盤に示されることになる。

第1作や第2作にも登場している登場キャラクター[]

ふたば
声:水島理音
第1作の主人公の女の子状態。「幼い頃と同様に、樹と一緒に遊びたい」という美衣の願いを叶えるために、美衣に開運石鹸を渡したことが、本作の騒動のきっかけとなっている。
椎名ゆうき(しいな -)
声:ポン太
第2作の主人公の女の子状態。美衣のクラスメイト。時系列的には、第2作にてゆうきが女の子として今後も生活していくことを望んだ展開以降の話となっており、碧とは既に恋仲である。
オープニングムービーでのキャラクター紹介では「不思議なシンパシー」とされており、ゆうきが以前は男性であったと気づくところまではいかないが、何かに気づくかのような演出がなされている。
今村碧(いまむらあおい)
声:天川みるく
第2作の主人公の従妹。美衣のクラスメイト。性格などの詳細は第2作の説明を参照。
市島誠二(いちじませいじ)
美衣のクラス担任。必然、美衣のクラスメイトである、ゆうきや碧のクラス担任でもある。性格などの詳細は第2作の説明を参照。

開運石鹸の秘密(第3作)[]

本シリーズは第1作、第2作、第3作が、時系列に沿った形で製作されている。そして、本作では開運石鹸の解説役を、第1作主人公のふたばが担っている。そのため、開運石鹸の秘密は本シリーズ第1作でも簡単には語られたことでもあるが、本作では第1作時点でふたばが知っていたことよりも、より詳細な形で解説されている。

開運石鹸は幼くしてこの世を去ることとなった霊、作中表記では魂が収められたカプセルである。そして、愛されなかった、でも愛されたかった子供たちの魂を救うため、開運石鹸はその石鹸に収められた魂が希望する人物のところに何らかの形で届けられ、そこで場合によっては成仏してくことになる。

魂がこの世に残した未練を晴らすことができれば、その魂は成仏し、石鹸の使用者は完全に元の姿に戻ることになる。このとき、使用者には子供の霊が本来歩むはずだった人生分のエネルギーを譲り受け、ご利益という形で願いをかなえるために消費される。しかし成仏に至らなかった場合、開運石鹸を使った後は、使用者の体には元々の魂と石鹸に封じられていた魂の2つが混在する、無理な状態となるため、両者の魂は徐々に融合していくことになる。融合に掛かる日数は約1箇月間とされており、融合した場合は、大抵は女の子の状態のままとなってしまい、男性の頃の記憶は徐々に失われていくことになる(2作目の展開を見るに、周囲の人間も使用者の記憶を失っていくようである)。この場合、ある政治家の人脈を利用してふたばが戸籍や保護者や学校などを調整していくことになる。

成仏、融合以外の道も存在する。本作では、皆葉がふたばと同一人物である、つまり、第1作の主人公が皆葉という名前で生活しており、「レモン味」のものを飲食することでふたばに幼女化、「ミント味」のものを飲食することで男性化できることが作中で示されている。つまり、飲食するものの味という制約の範囲内で、1ヶ月以上経過した後でも自由に幼女と元の姿を行き来できるということである。これには、石鹸の魂の未練を晴らしつつ、そこで成仏ではなく、石鹸の魂を受け入れることで実現可能となる。

なお、本作のエンディング後の「アフター」にて、第1作の後日談と第3作の後日談が示され、そこで第1作の主人公である結城双葉がふたばの魂を受け入れるに至った経緯が語られる。そして、魂を受け入れる方法が、開運石鹸に収められていた相手から本当の名前を聞くことであることも明かされる。なお、第1作では伏せられていたふたばの本当の名前は須藤莉那(すどうりな)であることが判明した。 また莉那は、第3作の結末後のアフターにて魂を受け入れてもらった双葉から成仏する決意をして、自分以外の他の多くの救われない魂を救ってほしいと双葉に託してそのまま成仏して消える。 また、第3作の作中に出ていた「ミクモ」なる名前が実は第1作で出ていた謎のおねえさんであることも判明する。

スタッフ[]

  • シナリオ : 千歳、さんきち、あやね
  • 原画 : にの子
  • オープニングテーマソング『女の子どうしでちゅっちゅしましょ』
    • 歌 : ちぃむdmp☆(桃箱・愛原圭織)
    • 作曲・編曲・mix : かたほとり


ふたば☆ちゃんねる3.5[]

あらすじ[]

3のアフター(かつ3のいつき融合ルート)の後日談。 夏休みも終わりに迫った8月。二泊三日のお泊り学習会。 童心に返るいつきだが、そこで不思議な体験をする。

夢でいつきに語りかける少女・・・・ そして遠足先で出会う森で出会った成仏したはずの「ふたば」に似た魂・・・・

新たな出会いが何をもたらすのか。波乱万丈の二泊三日の幕開けになるのだった。

3.5での初登場キャラクター[]

弥千代
声:橘まお
「ミクモ」(なぞのお姉さん)とも知り合いの巫女さん。いつきのサポートのために遠足先のいつきの元に現れる。

ふたば☆ちゃんねる4[]

あらすじ[]

4での初登場キャラクター[]

脚注[]

テンプレート:脚注ヘルプ

出典[]

  1. テンプレート:Cite web - 2007年12月25日のニュースに、広告掲載について記されている。
  2. テンプレート:Cite web
  3. 3.0 3.1 3.2 実行ファイルのプロパティに「YU-RIS Script Engine」と記されている。

備考[]

  1. テンプレート:Cite web - 24時間ランキング1位、7日間ランキング3位。そして、同サークルの発売作品の中では、シリーズ第2作発売時点で最多ダウンロード数を記録している作品である。
  2. 同サークル作品のDLsite.comにおける順位およびダウンロード数は、本シリーズ各作品が上位を占めている。
  3. エンディングロール上は、旧名義である日向葵の名前となっている。
    テンプレート:Cite web

外部リンク[]


テンプレート:Adultgame-stub

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